ネジのサイズ測り方 1
こんにちは、ベータチタニウム 木内です。
今日は簡単に安く調べることが出来る方法を日記にします。
まず、
用意する物
カネサシ(150mm)
ボルト
(M6×20L 1本)
(M8×20L 1本)
(M10×20L 1本)
上記4点は全てホームセンターで購入してください。
これが無いと出来ません。
これだけ揃えると、今日からベータチタニウムに別注なんて荒業も可能になります。
昨日は会社にミリ系のピッチゲージが無いと書きましたが、通常業務の中では、製品をピッチゲートして使います。
ホームセンターでネジを・・・というのも、
昨日の日記で書きましたように、並目のピッチのボルトが売っているからです。
M6はピッチ1.0mm
M8はピッチ1.25mm
M10はピッチ1.5mm
同じピッチのネジ同士を合わせると
気持ちがいいくらいに揃います。
しかし、ピッチが違うと
ガリガリしてて、合いません。
こうしてネジ同士を合わせることによってピッチを確認します。
ピッチが0.06mm違うだけでも、必ずスキマが空きます。
難しいことを書いていますが・・・
オートバイの場合、この3種類のピッチのネジが95%以上を占めます。
ミリネジを使うオートバイって、理解しやすく出来てます。
最後にネジ屋の本領発揮です。
見ただけで判別しにくいネジでは
M10×1.0(ピッチ)とUNF3/8-24
また・・
M20×2.5(ピッチ)とUNC3/4-10
よく間違えるネジ同士です。
もしややこしいネジが混ざった場合、予めネジ同士を合わせ、ピッチごとに分けてノギスで計測し確認します。
後は違うネジが混ざっている場合には、音で分かったりもします。
材質が一緒でも頭部の形が違ったり、径が違ったり、長さが違うと体積が変わるから、音が変わるんです。
明日も出勤確定ですので、カネサシを使った計測方法を書きます。